●「切開、剥離、注水冷却法」はインプラントの植立とは直接無関係な操作であり、それらは外科的浸襲を大きくして、術後の疼痛と腫れ、治癒遅延や感染原因となる危険が増す他、術式が困難になり非能率である事がインプラントの普及を妨げている事に他なりません。その事で大掛かりな設備や必要になったり、術式が複雑になりコストもかかります。その事によって患者さんの費用の負担が大きくなります。また 1 本あたりのインプラントのコストを高くし、そうしたほうがチャージできると思っている歯科医師も多いのが現状です。
●医療訴訟の問題では、ほとんどの場合が切開・剥離によるものであり、具体的には切開線のミスによる口唇の麻痺、切開・剥離の出血による手術の失敗などがあります。又、 2 回法によるインプラントでは、早期にインプラント体を除去しなければならない時には、切開・剥離をして取らないといけません。最近医科の方の手術でも内視鏡による手術が多くなっている流れからすると切開・剥離といったものは、時代遅れの産物といえるでしょう。
●ただし、全症例が無切開で出来るとはいえません。しかしながら当医院では、切開・剥離をしなくてもよい、日本人向きに考えられた、インプラント体埋め込み器械を使用しています。もちろん全て日本製です。
●また、最近ではインプラントの手術をするのに全身麻酔のもとで行う歯科医院がありますが、私なら全身麻酔をしてまでインプラントの手術をしたいとは思いません。なぜならば、腫瘍等で命に関わる手術ならともかく、命に関わることのない手術で全身麻酔をするというのはいかがなものでしょうか。全身麻酔をすることのほうがリスクが大きいと思いませんか? |